理系就活生に感じる就活のQ&A

Q1. 理系は就職に強いと言われているけど、実際はどうなの?

文部科学省が出した平成24年度4月「大学等卒業者の就職状況」を見ると、文系大学の就職率は93.3%に対し理工系大学は94.6%と1.3%上回っています。過去10年を比較しても、理工系の就職率は文系を上回っており、この数字を見る限り「理工系は就職に強い」というのは傾向としてあるようです。

Q2. 理系の学部就職率は何割ぐらいなの?

大学(学部)卒業後、大学院などに進学する割合は、15%前後です。言い換えると同期の85%は就職活動をしていることになります。また、理系だけに絞ると、理学系の44%、工学系の37%、農学系の25%が大学院等に進学するという数字が報告されています。文系(教育、社会、人文、家政等)の学部生の進学率が約5%であるのに対して多いこともわかります。

Q3. 理系(学部生)でどのような点が有利になるの?

様々な要素がありますが、理系就活の強さは「数字に強いこと」「論理性に長けていること」、また、そのような認知を人事から持たれやすい、ということです。民間企業に就職すると売上など「数字」を利用して仕事をすることが多いです。数値を追って経営することは必要不可欠で、必要な存在と認知されやすいのです。

Q4. 理系の方が高収入なのは本当ですか?

2014年8月の人事院のデータによると技術系の初任給は19万9241円、事務系は19万4848円とやや技術系が上回っています。一般的にやや高い傾向にあるようですが、年齢を重ね、役職に就いた場合理系職の給与が逆転する場合があるそうです。
参考文献:
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000352

Q5. 【学部卒】研究室で忙しい?研究室は時間がとれる研究室を選択した方が良いですか?

一概には言えませんが、時間が取れる研究室の方が就職活動にあてることができる時間が増えるため、就活できる時間が増えるという点において有利です。しかしながら、数か月以上就職活動のみに集中し続けることは難しく、時に切り替える材料が必要になります。その研究分野に興味があり、非常に負担にならない場合、行きたい研究室を選択することをおすすめします。

Q6 学部就活の友達が少なく、情報量が不足しています。どのようにして情報収集すれば良いですか?

理系就活のプロセスにおける優位点の一つは、教授やゼミのOBやOGとの繋がりが強いことです。○○ゼミ、○○研究室、○○学科等先輩方など、現在の所属大学を上手く利用して積極的に情報を取りに行くようにしましょう。例えば、教授やキャリアセンター、大学院の先輩方に社会人を紹介してもらい、情報を集めましょう。

Q7. 専門分野の研究内容と企業が合致していません。どのようにしたら見つけることができますか?

自分の研究に結びつく企業は、ほとんどないと考えましょう。理系が文系に比べ評価される点は、研究で得た知識よりも、研究する上で培った「ものの考え方」です。論文やレポートを書く一連のプロセスは、仕事を遂行する上で重要なPDCAサイクルと似ており、そのような力は企業に入ってからも大いに役立つことでしょう。

Q8. バリバリの営業職に、理系はあまり適さないと聞いたのですが…

一般的に理系は研究等拘束時間が長いため、大学時代に接点を持つコミュニティーの数や友達の数は少ない傾向にあります。そのため文系と比べ相対的に関係構築を大事にする仕事はあまり適していないという印象をもたれる可能性があります。しかし、実際その人の人柄や性格で評価されるので問題ないでしょう。

Q9. 就職活動解禁前にしておくべきことはありますか

一概には言えませんが卒業単位取得と語学力を鍛えることだと考えます。理系は文系に比べ単位取得数が多い傾向にあります。大学1、2年生の時に積極的に卒業単位取得を試みましょう。また、カリキュラム上、語学にあてる時間が文系に比べ少ない傾向にあります。外資系就職を考えている方は計画的に語学の勉強をすることをおすすめします。

Q10. 理系で文系職を志望する学生を人事はどのように評価しますか?

あなた自身が会社にとって必要な存在だと評価されれば、理系文系は関係ありません。そして会社の描いているものと就活生のなりたい将来像が一致した上での選択でしたら良い選択をしていると考えます。文系職を選んだ理由が「技術職が嫌いだから」などと消去法で選択していないことをしっかりと伝えるようにしましょう。

Q11. 文理で面接の質問内容は変わりますか

文系と理系で面接内容は特に変わりませんが、研究内容について詳しく質問されます。自分の研究テーマ、研究背景、研究実績などをわかりやすく伝えられるようにしましょう。特に人事が文系出身でも内容を理解してもらえるように専門用語の利用を避け、一般的な言葉で表現するように心がけましょう。




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