カンボジアへの年間日本人観光客数/フェルミ推定

今回も5つのステップに沿って考えていきます。
(1) 前提確認

仕事ではなく観光で現地(カンボジア)に行く日本人の数を1とする。
年に何度も行く場合は複数回カウントする。

(2) アプローチ設定
年間日本人観光客数=(a)日本人口×(b)年間旅行回数×(c)海外選択率×(d)アジア選択率×(e)カンボジア選択率 と設定します。

(3) モデル化
さて、(2)で考えた数値をより具体的にしていきます。
(a) 日本の人口を1.2億人と仮定します。
(b) 夏と冬、そして春の比較的休みが多い季節にそれぞれ1回ずつ(合計3回)旅行に行くと仮定します。
(c) 旅行者の中で海外に行く割合を計算します。
(ア) 国外旅行の割合 = ①飛行機を利用する割合×②海外選択率
とし、それぞれ下記のように仮定します。
①飛行機を利用する割合…10% と仮定します。(メイン移動手段を 自動車/電車/バス/新幹線/飛行機 の5種類とし、10回に1度は利用すると仮定します。)
②海外選択率…観光客の割合を国内:国外=1:1とする。つまり飛行機利用者の中で50%が海外行きとします。
(d) 続いてアジアの選択率を求めます。
飛行機を利用する際、到着地を大別して8種類(アジア、ヨーロッパ、北米・カナダ・メキシコ、南米・中南米、オセアニア・南太平洋、アフリカ、グアム・サイパン、ハワイ)に分けられます。
従ってアジアを選択する確率を約10%とする。
(e) カンボジア選択率を求めます。アジアには約30の国があるので。選択率を1/30とします。

(4) 実行
ではアプローチ設定を踏まえ、実際に計算してみましょう。
1.2億[人] ×2 [回/年]×1/10[飛行機利用割合]×1/2[海外選択率]×1/2[アジア選択率]×1/30[カンボジア選択率] =20万[人]
1年に20万人がカンボジアに訪れることが分かります。

(5) 現実性検討
日本旅行業協会( http://www.jata-net.or.jp/data/stats/2014/05.html )によると年間約18万人の日本人がカンボジアに観光で訪れるそうです。数字が妥当であることがわかります。
続いて次の問題を考えていきましょう。下記の問題を考えてみてください。



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