集団的自衛権に関して賛成派、反対派のそれぞれの意見は?
反対派(左翼,リベラル派,民進党,共産党の意見)
- 海外で起きる望まない戦争に巻き込まれるから。戦争参加を断りづらい。
→もし過去に行使していたら、湾岸戦争やアフガニスタン戦争,イラク戦争などに参加して日本人が死んでいた可能性も。 - 行使しなくても日米安全保障条約でアメリカが守ってくれる。
→アメリカのトランプ氏は不公平だと批判している。 - アメリカの同盟国としてIS(イスラム国)やアルカイダなどのテロ組織からより一層標的にされる可能性も。
→国家への抑止力にはなるけど・・・ - 憲法違反である。
→解釈によっては色々な意見がある。 - 今までなんとかなってきたから。今まで通り個別的自衛権のみで充分。
- 事実70年以上日本を巻き込む戦争が起こっていない。余計なことをする必要ない。
賛成派(右翼,保守派,自民党の意見)
- 日本一カ国では仮想敵国から守る事は難しい。
- 抑止力につながり逆に日本が平和になる。
- 日本を守るためにアメリカ人が死んでもいいのか?無責任なのでは?
- 日本に攻め込まれたら多くの国が日本に味方してくれる。個別的自衛権だけでは不安である。
- もし、周りの国が平和的で友好国だったら反対なのだが、日本は現実的にミサイルを放つ国、領海侵犯を繰り返す国に囲まれている。
- 世界中の国が日本が集団的自衛権を行使することに賛成しているから。国際法で認められている権利だから。
→反対するのは近隣の国。 - 日本の国際上の発言力が高まる。
- 北朝鮮がアメリカに向けてミサイルを発射した際に撃ち落とすことができるようになる。
- 目の前で同盟国の兵が殺された場合に反撃したりすることができる。
→日本の自衛隊がPKOなどで海外で活動する場合はこれまで見て見ぬふりをするしかなかった。 - ルクセンブルクは、第一次、第二次世界大戦の2回とも非武装中立だったからドイツにやられた。それを教訓に集団的自衛権の重要性を知りNATOに加盟した。
- スイスは、永世中立国で第二次世界大戦で連合国と枢軸国のスイスの領土に入ってきた軍を徹底的に応戦。ただ、1カ国で守る(個別的自衛権だけ)ということは強大な軍事費がかかるデメリットが。
補足説明
- 湾岸戦争の際に日本は多額の金を出すだけで血は流さないのか?と世界中から批判された。
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