イギリスがEUからの離脱派、残留派に分かれている理由は?

解答

EUに所属していることで以下のようなメリット、デメリットが挙げられるため国論を二分しております。

○離脱した場合(デメリット)

  • EU向けへの輸出に関税がかかるようになる。
    →外資企業はイギリスの工場を閉鎖し、他のEU内に拠点を移すようになる。
  • 失業者が増える可能性がある(上記理由)。
  • 他の国に離脱派が波及しEUが崩壊するリスクが高まる。
  • ユーロとポンドが売られ,安全資産である円が買われ円高が加速する。
    →輸出で利益を上げている企業が多い日本の景気は悪化する。
  • EU残留派が多い「スコットランド」の独立問題が再浮上する可能性が!
  • EUから離脱する国が増えるかもしれない(いわゆる離脱ドミノ)

○離脱した場合(メリット)

  • EUへの負担金を払わなくてよくなる。
  • 移民,難民が減る。
    →社会保障が手厚いため移民,難民先としてイギリスは人気。そのため増加すればするほど財政を圧迫することとなる(結果増税へ)。また移民等によってイギリスに元々住んでいた人の雇用を奪っているとの見解もある。EUから離脱すれば共通ルールの『難民受け入れは拒否してはいけない』を守る必要がなくなる。
  • 国としての主権を回復できる。EUの中のイギリスではなく大国イギリスとして。
  • その他イギリスにとって不利なEUの共通ルール(共通漁業政策etc)に従う必要がなくなる。
  • 宗教対立的な問題の抑制。本来イギリスはキリスト教国であったが変わってしまった。
 



 

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